令和3年度 第69回全国高等学校家庭クラブ研究発表大会(徳島大会)は、初めて試みとして、徳島県と全国各地をオンラインで結ぶ「ハイブリット方式」で開催されました。
全国大会の徳島県開催は、昭和39年の第12回大会以来、57年ぶり2回目の開催でした。当初、例年通りの開催を行うために、実行委員会を中心に教育委員会や全県の協力を得て準備を進めてきましが、徳島県における新型コロナウィルス感染症の状況が緊迫したため、WEBによる開催となりました。
大会スローガン「藍があふれる徳島から愛があふれる全国へ希望の渦を創り出そう」のように、コロナ禍の中で改めて見えてきた、身近な家族や家庭、学校や地域の課題を的確に捉え、ホームプロジェクトや学校家庭クラブ活動に力強く取り組む姿勢は、改めて家庭科を学ぶ意義と希望を強く発信することができました。
研究発表は、新型コロナウイルス感染症拡大防止という様々な制約がある中で、家族や家庭、地域に対するクラブ員の温かい思いが溢れる研究が多くありました。さらに高校生の斬新なアイデアや工夫によって、できる方法を模索し、課題の解決に向けた真摯な取り組みがみられました。
徳島大会は、困難な状況においても、その歩みを止めることなく、迅速かつ柔軟に対応し、徳島県高等学校家庭クラブ連盟が一丸となった素晴らしい大会でした。

なお、大会詳細は、FHJ誌No.3(有償販売 1冊250円)、第69回全国高等学校家庭クラブ研究発表大会誌(有償販売 1冊500円)をご覧ください。大会の概要は、DVDとして(1本3,000円で頒布)、家庭科の授業でご活用いただいています。>shopping